ネコ科で一番木登りが上手いのは誰か|実は「登る」と「運ぶ」は別能力だった

ネコ科

ネコ科の動物は木登りが得意なイメージがあります。

Yahoo!知恵袋でも、

木登りができるネコ科の動物を教えてください

という質問に対して、

基本的にネコ科は木に登れます

という回答がありました。

確かにその通りです。

しかし、

「木に登れる」

「木登りが上手い」

は少し違います。

さらに言うと、

「高く登る」

「素早く登る」

「重いものを持って登る」

も別の能力です。

今回はネコ科で一番木登りが上手い動物は誰なのかを考えてみましょう。

ネコ科はみんな木に登れる?

結論から言うと、

ほとんどのネコ科動物は木に登れます。

  • ヒョウ
  • ジャガー
  • ピューマ
  • ユキヒョウ
  • チーター
  • ライオン
  • トラ

すべて木登り能力を持っています。

ただし得意・不得意は大きく異なります。

人間でも、

階段を上るのが得意な人と、

重い荷物を持って上るのが得意な人が違うのと同じです。

木登り能力には3種類ある

木登り能力を分解すると、実は3つの要素があります。

① 高く登る能力

急斜面や高所を移動する能力です。

② 素早く登る能力

危険から逃げたり獲物を追う能力です。

③ 重いものを持って登る能力

筋力とバランス能力が必要です。

そして、

この③が圧倒的に難しい能力です。

高さならユキヒョウ

ユキヒョウは木よりも岩山の世界で生きています。

標高3000〜5000m級の険しい山岳地帯で生活し、

岩から岩へ飛び移ります。

木登りというより、崖登りの専門家です。

垂直に近い岩場を移動する能力はネコ科トップクラスでしょう。

→ ユキヒョウはなぜ崖を移動できるのか(準備中)

ジャンプならピューマ

ピューマはネコ科屈指のジャンパーです。

高い場所へ飛び乗る能力に優れています。

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木登りそのものより、木へ到達する能力が非常に高い動物です。

万能型ならジャガー

ジャガーは泳ぎも得意です。

木にも登れます。

さらに強力な顎まで持っています。

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ただし木登りだけで見れば、ヒョウほど特化してはいません。

チーターは木登りが苦手

チーターも木には登れます。

しかし能力値のほとんどをスピードへ振っています。

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木登り競争なら不利です。

では総合優勝は誰なのか

答えはヒョウです。

理由は単純。

重い獲物を持って登れるからです。

ヒョウは獲物ごと木へ運ぶ

ヒョウは仕留めた獲物を木の上へ運びます。

理由は、

ライオンやハイエナに横取りされないためです。

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つまりヒョウは、

木登りだけでなく

荷物運搬能力まで備えているのです。

数字で計算してみる

ヒョウはどれくらいの仕事をしているのか?

ヒョウが

  • 50kgの獲物
  • 高さ5m

を木の上まで運んだとします。

位置エネルギーは次の式で求められます。

位置エネルギーの詳しい考え方は

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実際にヒョウで計算してみる

50kgの獲物を5m持ち上げると、

50 × 9.8 × 5

=2450J

になります。

2450Jを身近なもので例えると?

2450Jは、

  • 50kgの米袋を5m持ち上げる
  • 2Lペットボトル約125本を1m持ち上げる

のと同じエネルギーです。

つまりヒョウは、

大型犬クラスの獲物をくわえたまま、

2階相当の高さまで運んでいる計算になります。

木登りと筋力は別能力

ここが重要です。

ネコ科の多くは木に登れます。

しかし、

重い獲物を運びながら登れるネコ科はほとんどいません。

ヒョウが特別なのは、

  • 木登り能力
  • 体重比筋力
  • バランス能力

を同時に持っているからです。

だから今回のランキングでも、

ヒョウが1位になったのです。

人間で例えると

50kgは小柄な大人ひとり分です。

つまりヒョウは、

大人ひとりを担いで木登りしているようなものです。

しかも登った後は、

そのまま食事を始めます。

これがヒョウを木登り最強候補にする理由です。

結論

木登り能力を総合的に考えると、

ネコ科で最も木登りが上手いのはヒョウでしょう。

ただし、

  • 崖移動ならユキヒョウ
  • ジャンプならピューマ
  • 万能性ならジャガー

というように、

得意分野はそれぞれ異なります。

ネコ科はみんな木に登れます。

しかし、

獲物を持って登れるのは別格です。

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物理教師のどうでもいい考察

ヒョウは獲物を持って登ります。

ピューマは高く跳びます。

ユキヒョウは崖を移動します。

私も木には登れます。

ただし脚立が必要です。

参加資格があるのか少し不安になりました。

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