ピューマは人間を襲うのか?|遭遇したらどうなるのかを数字で考えてみた

ネコ科

ピューマは人間を襲うのでしょうか。

映画やニュースでは、

時々ピューマによる襲撃事件が報じられます。

すると、

「山で遭遇したら危ないの?」

と不安になる人もいるでしょう。

結論から言うと、

襲撃事例はあります。

しかし、

かなり珍しいケースです。

今回はピューマと人間の体格差や能力を数字で比較しながら考えてみます。

結論:襲撃例はあるが非常にまれ

まず結論です。

ピューマによる人間への襲撃はあります。

しかし、

発生件数は非常に少ないです。

ピューマは基本的に、

人間を避ける動物です。

そのため、

野外で遭遇しても何も起きないことの方が圧倒的に多いです。

ピューマはどんな動物なのか

基本的には人を避ける

ピューマは単独生活をする大型ネコ科です。

人間を見つけると、

先に立ち去ることが多いです。

実際、

近くにいても気付かれていないこともあります。

なぜ襲撃が起きるのか

襲撃が起きる場合は、

  • 子どもを守ろうとした
  • 追い詰められた
  • 若い個体が経験不足だった

などのケースが多いです。

つまり、

積極的に人間を狩ろうとしているわけではありません。

ピューマはどれくらい強いのか

ネコ科屈指のジャンプ力

ピューマ最大の武器はジャンプ力です。

垂直方向に4〜5m。

水平方向には10m以上跳ぶことがあります。

これはネコ科トップクラスです。

単独ハンターとして成功している

ピューマは群れを作りません。

それでも北米から南米まで広く分布しています。

つまり、

単独でも十分に成功したハンターなのです。

数字で計算してみる

ピューマのジャンプ力を計算してみる

体重70kgのピューマが、

5mジャンプしたとします。

位置エネルギーは

70 × 9.8 × 5

=3430J

になります。

約3400Jです。

これは自分自身をほぼ2階の高さまで持ち上げるエネルギーです。

※位置エネルギーについては

位置エネルギー(mgh)とは?生き物の能力を計算してみよう

位置エネルギーとは?|ピューマが5mジャンプできる理由を計算してみよう
位置エネルギーとは何かを、ピューマのジャンプ力を例にわかりやすく解説。mghの意味や計算方法、3400Jがどれくらいのエネルギーなのかを、生き物好きの子どもでも理解できるように紹介します。

で詳しく解説しています。

人間との体格差を比較してみる

ピューマを70kg、

成人男性を70kgとします。

体重だけならほぼ同じです。

しかし違います。

ピューマは全身が狩り用です。

筋力。

爪。

牙。

反応速度。

すべてが捕食者仕様です。

体重が同じだから互角、

とはなりません。

遭遇したらどうするべきか

走って逃げない

走ると追跡本能を刺激する可能性があります。

慌てて背中を向けるのは避けた方がよいとされています。

大きく見せる

腕を広げる。

上着を広げる。

落ち着いて後退する。

こうした対応が推奨されています。

小さな獲物ではないと示すためです。

なぜ人間を積極的に狙わないのか

ケガのリスクが高い

捕食者にとってケガは致命的です。

骨折や深い傷を負えば、

その後狩りができなくなります。

本来の獲物ではない

ピューマが普段狙うのは、

シカなどの野生動物です。

人間は本来の獲物ではありません。

わざわざ危険を冒す理由が少ないのです。

まとめ

ピューマは人間を襲うことがあります。

しかし、

それは非常にまれです。

  • 基本的には人間を避ける
  • 襲撃例はある
  • ジャンプ力はネコ科トップクラス
  • 単独ハンターとして成功している
  • 遭遇時は落ち着いて行動する

ということになります。

怖い動物ではありますが、

人間を専門に狙う動物ではありません。

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物理教師のどうでもいい考察

ピューマは人間と同じくらいの体重になることがあります。

すると、

「体重が同じなら勝てるかも」

と思うかもしれません。

しかし私は体育の授業で反復横跳びをしただけで疲れます。

一方ピューマは、

5m近く跳びます。

比較した瞬間に勝負は終わっている気がします。

体重が同じでも、

中身はまったく別物なのです。

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